2007年03月26日

超富豪の離婚

ロシアから

 ロシアには二人のカリスマがいる。一人は、ボロボロのロシアを復活させたプーチン大統領。
 もう一人は、英名門サッカーチーム・チェルシーのオーナーとしても知られる四十歳の超富豪アブラモービッチ。フォーブス誌によると彼の資産は、百八十七億ドル(約二兆二千億円)、世界十六番目の金持ちである。

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 そんなアブラモービッチが、十五年間連れ添った妻のイリーナさんと離婚した。子供が五人いて、慰謝料は三十億ドル(三千六百億円!)だとか。

 二人が知り合ったのはソ連崩壊直後の一九九二年。イリーナさんはスチュワーデスだった。当時アブラモービッチは二十五歳。幼くして両親と死に別れた孤児で親戚(しんせき)に育てられた彼は、パッとしないサエナイ男だった。イリーナさんによると、「彼は当時、サラミを買う金もない」状態だったとか。

 「男の将来性を見わける」女の直観か、それとも彼女自身が超あげまんだったのか、とにかくアブラモービッチは、政商ベレゾフスキーと知り合い、成功の階段を昇り始める。
 二〇〇三年、アブラモービッチはベレゾフスキーからシブネフチを買収。なんと一人で石油大手株92%を保有するようになる。〇六年には同社を天然ガス世界最大手ガスプロムに百三十億ドル(一兆五千六百億円)で売却した。

 ロシア人は、概して新興財閥を嫌っている。しかしアブラモービッチは、孤児という悲しい経歴、政治にかかわらないこと、謙虚な言動などで国民から愛されている。彼の浮気が離婚の原因と報じられていて、イメージは傷ついた。

 とはいえ、アブラモービッチは、野心を持つ若いロシア人の目標であり続ける。目標とは何か。「金持ちになって、KGB軍団と共存する」こと。

(Y)

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この記事へのコメント
面白いですね。アブラモービッチ氏は、如何にして大富豪となったか?
違法、または違法すれすれのことをしたのか、機を見るのが敏かったのか、
それとも、ロシア版わらしべ長者だったのか。
それに比べると、日本の○リ○モンは、あっけなく潰えましたね。
彼もロシアにいるロシア人だったら、アブラモービッチ氏のようになれたのでしょうか。
Posted by karu at 2007年03月28日 22:27
Karuさんの意見に賛成。
で、KGBってまだあるんでしたっけ?今はFSBになっていると聞いたことが…。
Posted by 蚊め! at 2007年04月02日 01:41