2007年03月30日

風邪にはご用心

米国から

 ここ一カ月の間ほど、ニューヨーク界隈(かいわい)ではちょっとした風邪がはやっていた。わが家でも、小学校三年の息子が熱と吐き下しで三日ほど学校を休んだのだが、妻の話では二月前後から、息子と同じ病状で授業に出てこない生徒が二人、三人と増えていたらしい。かと思っていると、最近も知人の会社で風邪が蔓延(まんえん)し、社員の大多数が熱を出したり、具合を悪くしているとの知らせが入って来た。

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 ちょうど今は季節の変わり目。普段ならばもう少し寒い日が続くのだが、暖冬の影響で、気温は軒並みセ氏一五度から二〇度前後。春がひと月ほど早く来たような雰囲気だ。一方、米市民は気が早い人が多いのか、暖かくなるとTシャツ一枚で表を歩いている人物をちらほらと見掛ける。気温が高いとはいえ、夕方になると、冷え込みがきつい。ジャケットなしでは凍えるのは必至だ。

 風邪といえば、今週の月曜日、マンハッタン西郊に位置するニューアーク国際空港が一時、緊急事態に陥った。この日昼に到着した香港発のコンチネンタル九十八便の乗客二百七十二人のうち、七人が飛行中に発熱。インフルエンザによく似た症状を示していたため、米疾病対策センター(CDC)は何らかの重い伝染病の可能性を懸念し、検疫チームを派遣。救急車や報道陣が駆け付けたため、空港は騒然とした空気に包まれた。

 結局、発熱した人々は通常の風邪ウイルスに感染していたことが判明し、事態は一段落した。CDCは「季節の変わり目に流行する風邪に感染した可能性が強い」と発表。「季節の風邪」に保健当局やメディアも振り回された格好だが、「備えあれば、憂いなし」。CDCも今回の騒ぎに懲りず、鳥インフルエンザ上陸への準備を怠りなく。

(N)

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この記事へのコメント

1. Posted by 黒服@かずき   2007年03月30日 17:29
ブログランキングからとんできました。
おもしろいですね!
どこからこんな世界のニュースを入手しているんですか!?笑
また遊びにこさせてもらいます♪
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2. Posted by 蚊め!   2007年04月03日 02:15
・ω・`)インフルは、絶対に薬を飲まないとダメということではありません。インフルは熱に弱い(寒さに強い)為、一生懸命汗をかくことで治すことも可能でつ。薬はあくまでも緩和でつ。まぁ、気を休めるための物でつね。現在タミフルが世間では一般的でつが、あれもあくまでも緩和で完治する薬ではありません。もともと薬に関しては勉強しているので、今回のワタシのインフルも、そんなに薬は飲まなかったでつよ。民間療法もひとつの治し方でつね。
>風邪関連でインフルエンザに詳しい友人から入手した情報。なお、99%原文ママ。

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