2007年04月14日

奮闘する女性教師

韓国から

 先日、小学校五年の長女と三年の長男が通う学校で授業参観があり、足を運んでみたが、一つ驚かされた。男の先生をほとんど見掛けなかったのだ。

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 学校は一学年十三クラス、一クラス五十人を超すソウルのマンモス公立校。もちろん長女も長男も担任は女性教師。正門から校舎に向かう途中にあるグラウンドで体育の授業をしていたのは女性教師。廊下を歩きながら通り過ぎた教室で教えているのもほとんどが女の先生……という具合だ。

 日本でも今は女の先生が増えたが、韓国の場合は九割に達するらしい。日本で小学校から高校まで担任はすべて男だった自分の経験もあり、この光景にはさすがに違和感を覚えた。

 ところがもっと驚かされたのは、韓国で根強い「女の先生は……」という“不信感”が微塵(みじん)も感じられなかったことだ。長女の担任は敬虔(けいけん)なクリスチャンで、教室で生徒たちと一緒に給食を食べる際には必ず祈る。このため教会に通う生徒たちも今では堂々と祈ってから食べるようになったそうだ。保護者面談では「神様が喜ばれるような子に……」と熱っぽい。

 長男の担任も、こちらが感心するくらい一人一人をきめ細かく見ており、若いこともあってやる気満々。生活指導の面でも熱心で、昔の韓国の先生にありがちな体罰肯定論者ではなく、また勉強詰め込み派でもない。

 韓国では兵役などの影響もあって男の先生が極端に少なく、「男子生徒が女性化する」などと言ってこれを問題視した政府が、一定比率で男性教師を強制的に割り当てることを検討し始めた。これはこれで是正されるべきなのだろうが、子供としっかり向き合おうと奮闘する女の先生もいるのを見て、韓国の教育現場を見直す思いがした。

(U)

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sekai_no_1 at 08:22│Comments(1)TrackBack(0)韓国・北朝鮮 

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この記事へのコメント

1. Posted by karu   2007年04月16日 04:30
日韓で小学校・中学校などの教師の交流会があるといいですね。似たような問題も抱えているだろうし。学ぶところもありそうだし。
日本ではややもすると、「女性教師は感情的」とかのステレオタイプの見方があって、気になっています。






















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