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　香港居住者が、他の国より気候変動が生活に悪影響を与えることを真剣に考えていることが国際的調査で明らかになった。調査は今年の二月、英国放送協会（ＢＢＣ）とグローバル・リサーチ会社「シノベイト」が行い、一万四千人以上に「二十一世紀の気候変動」をどう受け止めているかを聞いた。

　回答者の三分の二以上が、気候変動が生活に与える影響について関心を示し、特に南アフリカ人とブラジル人は非常に心配している。

　４０％以上はある国が責任を取るべきだと言い、その三分の二が米国を非難している。そして半数以上が気候変動を弱めるために生活様式を変えたと答えた。

　千人以上の香港居住者に電話で調査した結果は「気候変動を弱めるために何かをした」９８％、「できるだけ自分の買い物袋を使用した」９０％（世界平均５６％）、「省エネ機器を購入した」６０％以上（同５２％以上）、「気候変動を心配している」７６％（同６８％）。ほとんどの回答者が、空気汚染が主な原因だと答えた。

　香港居住者は、気候変動が生活に与える悪影響を真剣にとらえ、悪化を防ぐ努力をしている。

　ある環境保護団体は、調査結果は香港にとって良い傾向を示しているが、政府が積極的に取り組めばもっと効果的だと述べている。

（下根　森・香港在住）

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