2007年04月20日

公務員天国

ブラジルから

 「公務員天国」、昔は日本でもよく聞かれた言葉だが、最近は官民格差が問題となっているのだろうか、随分と変わってきたようだ。

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 特に、日本の市役所などでの窓口対応の変わりぶりには驚くばかりで、海外から帰ってくると「日本のお役所はサービス天国だ」とまで感じるほどだ。

 記者の住んでいるブラジルだと、仕事や家族の用事で役所に行く、となると朝から気が重くなる。一例を挙げると、役所での待ち時間の長さと対応の鈍さだ。

 先日、子供が生まれたばかりの友人夫婦に付き添って、出生登録のために登録所へ出向いた。友人が車を持っていないので、足代わりだ。

 市役所が運営する登録所に着いて、まず、驚いたのが列の長さ。既に何十人もの人たちが赤ん坊を抱えながら登録待ちをしている。

 しかし、さらに驚いたのが二台ある登録用コンピューターのうち一台にしか人がいないこと。周りを見渡すとヒマそうにしている職員は何人もいるのだが、誰も手を貸そうとはしない。

 「このコンピューターは壊れているのか?」。たまらず聞くと、「いや壊れてないよ」との返事。

 「では、誰か人を充足しないのか、赤ん坊を抱えて待つ人が大変だろう」と主張すると、「担当者は病気で休みだ。担当以外の仕事は誰もしないし、とにかく待つしかない。待つのが嫌ならまたあす来てくれ」との返事。あきれて物も言えなかった。万事この調子だ。

 先日、ブラジルで発刊されている日系紙を読んでいると、ある地方の職員は「十日に一日」の割合で病気などを理由に欠勤をしているとの記事があった。「人間だから、病気になることもあるだろうが、十日に一回はないだろう」。「公務員天国」とはまさにこのことだ。

(S)

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この記事へのコメント

1. Posted by karu   2007年04月20日 14:59
日系ブラジル人もそんな働き方なんでしょうか?
私も某国のお役所で「自分の仕事以外は絶対にしない」という縦割りの徹底した(?)のを体験し、側にいた韓国のビジネスマンと、「信じられん!」とぼやきあいました。チームワークってやっぱり日本のお家芸?

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