2007年04月21日

ユニークな企業実習制度

ドイツにて

 私の息子はギムナジウムの十一学年だが最近、企業実習というのがあった。日本だと高校二年生に当たる学年で、自分で探した企業で、二週間の実習を受けることになっている。

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 私の会社でも、社員の子供などを以前受け入れたことがあった。大学進学を目指すギムナジウムでは、職業学校とは違い、基本的な学科しか学ばない。何の経験もない実習生が、すぐに一般の会社で専門的に働くのは難しく、二週間という期間では仕事を最初から教えることもできない。

 遊ばせておくわけにもいかず、誰にでもできる書類のファイル綴じなどの雑用をやってもらった。会社側にとってはなかなか扱いに困るし、実習生にはあまり面白くない期間になったのではないだろうか。

 それで息子が実習先を探していた時、あえて私の会社を薦めなかった。動物好きの息子は動物ホームへ行くことにした。これは日本の保健所や動物保護センターのように、捨てられた犬や猫などのペットを収容する施設だ。そこでの仕事は、動物の世話や犬小屋の掃除、それに犬の散歩だった。日ごろの机での勉強とは全く違った貴重な体験となったことは間違いない。

 同じクラスのほかの子は弁護士事務所、病院、保険会社など、さまざまな所へ行ったそうだ。各自がどの業界のどの企業で実習を受けるのかを決めて、それはどんな所でもいいという、何ともユニークな制度だ。

(カズ・独ノイス在住)

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sekai_no_1 at 13:04│Comments(1)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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この記事へのコメント

1. Posted by 星 淳一(ほっち)   2007年04月22日 17:13
世界中のおもしろニュースを数行で紹介してくださるので、とても分りやすいです。

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