2007年04月24日

ドイツ的クラシック音楽は不人気

英国から

 英国ではポピュラー音楽が盛んな一方、クラシック音楽の方はあまり人気がないが、それでもクラシック音楽だけを流すFMラジオ局「クラシックFM」があって、少数派のクラシックファンを楽しませてくれている。

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 同局は最近、リスナーが投票した今年のクラシック曲ベスト30を発表した。その結果が面白い。

 第一位は「揚げひばり」(ボーン・ウィリアムズ)、第二位はチェロ協奏曲(エルガー)、第三位はピアノ協奏曲第二番(ラフマニノフ)、以下十位まではクラリネット協奏曲(モーツァルト)、ピアノ協奏曲第五番(ベートーベン)、エニグマ変奏曲(エルガー)、バイオリン協奏曲第一番(ブルッフ)、交響曲第六番(ベートーベン)、交響曲第九番(ベートーベン)、「トーマス・タリスのテーマによるファンタジア」(ボーン・ウィリアムズ)。

 一位と二位に英国の作曲家の作品が入っているのは自国びいきで仕方ないとも言える。筆者はエルガーの曲はそれなりに好きなのだが、ボーン・ウィリアムズの曲はラジオから流れていても気を付けて聞いていないためか、正直言って知らないしピンと来ない。

 英国でもベートーベンやモーツァルトはそれなりに好まれているが、筆者が最も好きなドイツ的なバッハやワーグナー、ブルックナーなどの曲はベスト30まで見ても入っておらず、日本のクラシックファンとは違うなあと思う。

 英国人は気持ちを新鮮にし、リラックスさせてくれる叙情的な曲(ドボルザークやスメタナの曲)、リズミカルなバレエ曲(チャイコフスキーの曲)、あるいは軽快な行進曲を好む一方、重厚長大で荘厳なドイツ的な曲はどうも苦手らしい。

(G)

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sekai_no_1 at 08:17│Comments(2)TrackBack(1)ヨーロッパ 

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1. 英国におけるクラシック音楽ベスト10  [ atelier piano ♪♪♪ ]   2007年04月26日 06:24
世界おもしろニュースからの記事。どうやらイギリスではドイツ的音楽は不人気?らしい。 Classical music best 10 in the U.K. 1位、『揚ひばり』(ボーン・ウィリヤムズ) 2位、チェロ協奏曲...

この記事へのコメント

1. Posted by karu   2007年04月24日 17:32
面白い分析ですね!
2. Posted by mitaso.bz   2007年04月27日 17:29
このFM局のランキングは、クラシックファンのものではなく、一般リスナーのリクエストと思った方がよいですね

日本でいえば、
1位が「千の風になって」
2位が「誰も寝てはならぬ」
そんな感じでしょうかね
今ならベト7とか?

クラシックのヘビーユーザーからのランキングではイギリスでもそれほど変わらないですよ

揚げひばりはヴァイオリン独奏の曲で、小品をあつめたCDなどにたびたび入っています

ヴォーン・ウィリアムズの表記のほうが一般的かもしれません


むしろ興味深いのは「威風堂々」が入ってない点ではないのでしょうか。

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