2007年04月27日

火災のリスク

タイから

 バンコクで生活していると、日本では到底考えられないことが起きたりする。この前も開け放った窓から雨が入って、コンセントから突然、炎が上がった。コンセントが雨でぬれて、ショートしたのだ。

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 目の前で起きたから、火がカーテンに燃え移るのを防げたが、家を空けたままだと火事になる可能性もあった。電圧が日本の倍あるタイでは、水が火災の原因にもなるのだ。

 暑季末期のタイでは、からからに乾いた落ち葉群がマッチ一本の火で大火となるような状態で、火災リスクの高い時期を迎えている。今月下旬にも、人気のショッピングセンター・マーブンクロンで火事が起きたばかりだ。

 なおバンコクの消防は、官僚組織としての消防署とボランティア・グループとの二系列に分かれている。

 民間のボランティア消防隊は、地域の消防団といったもので地域住民で組織していたり、華僑の互助会で組織しているものがあったりする。

 火事現場に最初に駆け付けるのは大方、このボランティア消防隊の方だ。たいていが小型消防車一台なので機動力があるし、何より火災発生の第一報を知らせる住民とのネットワークが機能している事情がある。

 またバンコクの火事は密集した住宅地やスラムで頻発。大型消防車が現場に近づけない物理的事情もある。ボランティア消防隊が所持する小型消防車は、小型発動機でポンプを動かしており持続力および出力規模に難がある。すぐ発動機が焼けてしまったり、放水が十分でなく、それこそ焼け石に水だったりするケースがたびたび見られる。

 いずれにしても早いけれど消火能力に劣るボランティア消防隊、消火能力は高いけれど火災現場まで時間が多少かかる消防署とタイの消火活動はまだ十分とはいえない。タイで生活するには、火災防止の自己管理を徹底することが基本となる。

(T)

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sekai_no_1 at 09:13│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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