2007年05月11日

排気パイプはなぜ上に?

米国から

 現在、マウンテンバイクで通勤しているが、アメリカでは、自転車は歩道を走ってはいけない。見つかると罰金を科せられるとのこと。でもボストンの自動車の運転マナーはかなり悪く、最初は車道に出るのにかなり勇気が必要だった。

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 しかし怖いからといって、いつまでも歩道を走っているわけにもいかず、とうとう車道デビューしたのだが、車の排気ガスは吸い込むし、バスにはつぶされそうになるし、身体に悪いスリル満点の通勤サイクリングとなっている。

 そういえば、ボストンのバスの排気パイプは、路面付近の「下部」ではなく、天井付近の「上部」についている。こちらに来たばかりの頃、道を歩きながら気づいたのだが、その時は「どうして上に…?」と思っていた。しかしバイクで車道を走るようになって、利点がよくわかった。乗用車の排気ガスがかかっても、一番強烈なバスの排気ガスが顔にかかることはなく、少し助かっている。

 理由を確かめたわけではないが、これはバイカーのためだけの設計ではないだろう。歩道の路面付近には、ベビーカーに乗っている赤ちゃんや、小さい子供、また犬などもいる。従来通りの下部より、人々の身長より遙かに高い、バスの天井付近からガスを出した方が合理的な気がした。

 もっとも、上から出しても下から出しても、空気汚染になるのは同じこと。アメリカのハイウェイでは、2人以上車に乗っている場合、特別な優先レーンを走ってもいいことになっているが、分乗せずになるべく1台の車に乗るとか、全体的な車の数を減らすなど、排気ガスを減少させるような生活の見直しをしたいものだ。

(花咲ありす)

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この記事へのコメント

1. Posted by sak   2007年05月11日 04:23
car pool onlyは効果があるのでしょうか?日本だったら効果が望めそうですが…。
2. Posted by けん   2007年05月11日 12:59
こんなの見つけました。
温暖化CM!

http://www.net-cm.tv/2007/05/9104.html

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