2007年05月24日

車酔いしやすい女性

ベトナムから

 ハノイから中越国境のラオカイまで夜行列車に乗った。二等下段の寝台チケットを購入したが、同じ二等でも中国とベトナムではその落差は大きかった。

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 中国の二等列車である硬臥(こうが)は、言葉こそ板の上といった感じだが、実際は柔らかいソファベッドとなっている。無論、純白のシーツには清潔感があってぐっすり休める。

 だが、中国の列車システムを導入したベトナムでは、それこそ硬臥そのもので、木製のベッドにゴザを敷いているだけといったものだ。

 それでも週末の列車には、ハノイから多くのカップルが乗り込み、結構、旅を満喫していた。日本でも戦後あったであろう、みかん箱で食事をしたような新婚カップルのようなほほ笑ましさがあった。

 多くのカップルは終点のラオカイに早朝着くと、一組の例外もなく駅前に待ち受けていた高原リゾート・サパ行きのバスに乗り込んだ。

 サパの取材を予定していた記者も、同乗することになった。だが、どこを見ても一人でサパに出掛ける者はいない。

 しかも、バスが走りだすなり、早くも女性は男の方にもたれ掛かっている。しかし、誰もがもたれ掛かっているものの、それは心情的磁場によるものではなかった。長い間、経済発展から取り残されてきたベトナムの女性は総じて乗り物に弱く、早々に車酔いしたのだ。車掌が手際よく、ビニール袋を配る。

 ただ一組だけ、女性の肩にもたれ掛かっている男性がいた。このカップルだけは、女性が乗り物酔いをせず、男性の方が酔ってしまったのだ。それをしっかり受け止めている女性は頼もしくはあるが、平均的ベトナム家庭がそうであるように「妻の尻」に敷かれるのは、もはや時間の問題か。

(T)

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sekai_no_1 at 08:41│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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