2007年05月25日

サッカー界の「暴れん坊」

ブラジルから

 サッカー元ブラジル代表フォワードのロマーリオ選手が、二十日の試合で生涯千ゴールを決めた。ブラジル代表時代のロマーリオ選手は、一九九四年のサッカー・ワールドカップ(W杯)米国大会でブラジルを優勝に導いた立役者。同大会で五ゴールを挙げて最優秀選手に選ばれた。

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 そのロマーリオは、その破天荒な行動や傍若無人な性格から、ブラジル・サッカー界の「問題児」扱いもされた。監督・選手の批判も激しく、二〇〇二年の日韓W杯では「チームの統制を乱す」として、当時のフェリペ監督から代表構想から外されたこともある。

 フィジカルの強さが求められ、選手の大型化と運動量の多さが必要とされる現代のサッカー界。“バイシーニョ”(チビ)という愛称で呼ばれるロマーリオ選手は一六八センチで、しかも練習嫌いで通っていた。そんなロマーリオ選手が並外れたセンスを生かしてシュートを決める姿も、ファンにとっては愛すべきものだったのだと思う。

 同選手に対するブラジルでの人気は非常に高く、社会の枠から外れた「アウトロー」を愛するブラジルの国民性もあって、ロマーリオ選手は常に人気者だった。特に、同選手の生まれ故郷、リオデジャネイロでの人気は格別で、カリオカ(リオっ子)の間ではスーパースターだ。

 ロマーリオ選手は千ゴールを達成したため、今年いっぱいで引退する可能性が高いといわれる。あのプレーがもう見られないのか、と引退を惜しむ声は多いだろう。

 ロマーリオ選手は、現ブラジル代表監督のドゥンガとは仲が良いことで知られている。ロマーリオ自身は既にブラジル代表を引退しているが、ドゥンガ監督がロマーリオをコーチとして“入閣”させたら、これは話題になるのではないかとひそかに期待している。

(S)

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この記事へのコメント

1. Posted by そよ風君   2007年05月25日 17:50
名選手必ずしも名コーチとならないところが、人間の面白いところです。

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