2007年06月22日

デング熱

タイから

 タイ保健省はこのほど、年初から五月までのデング熱感染者数は九千四百二十五人に上り、このうち十人が死亡したことを明らかにした。感染者数では昨年同期を二割方上回っている。大人は感染しても、大体、発熱後に回復するが、体力が弱い子供がデング熱にかかると命を落とすケースが後を絶たない。

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 バンコク近郊ではチャンタブリが感染者多発地帯に指定されているほか、タイ北部のチェンライ県で今月上旬、山岳部の少数民族部落で村人約千人以上が感染した疑いが強まったことから、チェンライ県庁が緊急事態宣言を出すかどうか検討している最中だ。

 デングウイルスは、日本脳炎ウイルスと同じフラビウイルス科に属するウイルスで、熱帯縞(しま)蚊や一筋(ひとすじ)縞蚊などの蚊を媒介に感染する。

 これらの蚊に刺されて約一週間後、寒気や時には震えを伴って急に高熱を出し、三日ほどで熱はいったん下がるものの、一日置いて三九度台に急上昇し、再び急に熱が下がる傾向がある。この時、風疹(ふうしん)に似た紅斑(こうはん)の発疹(ほっしん)が現れることが多い。発病の前後から頭痛・全身の関節や筋肉が痛みだし、目は充血、特に目の後ろの痛みはデング熱の特徴でもある。

 デング熱はある時点で爆発的に増加する傾向があることからタイ保健省は、蚊の駆除や刺されないよう自己防御するなど注意を呼び掛けている。

 ただ、そこは熱帯性楽天主義の国タイのこと。シンガポールのように蚊の繁殖を防ぐために、水撒(ま)きに罰金を科したり、住民すべてが、長そで長ズボンと蚊よけスプレーで厳戒態勢に入っているわけでもない。

 ただ、タイで縞模様の蚊を見つけたら、要注意だ。タイの蚊取り線香は、蚊を死滅させるほどの効能は期待できないことから、蚊よけスプレーをくまなく振り掛けるか、両手でたたきつぶすまでは安心してはいけない。

(T)

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この記事へのコメント
ちょっとタイ旅行は控えたくなってきました。すみません。
Posted by karu at 2007年06月24日 20:09
10月現在は、どうなのでしょう?
Posted by キ厶兄 at 2007年10月08日 14:28