2007年07月02日

ユダヤ教の安息日

イスラエルから

 イスラエルの宗教都市エルサレムに生活して、日本とは違う伝統、生活、考え方など驚くことがよくある。

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 夏の暑い日照りの中でも、黒の山高帽をかぶり黒い長めのコートや洋服を着込んで、姿勢を正して歩いている超正統派のユダヤ教指導者や信徒の姿自体にも驚かされたが、それよりも困惑したのは、その人々が東洋人を見下げている姿に出会うことだ。

 バスで隣の席に座ることも、隣人として隣の建物に住み合うことも忌み嫌っていることが分かってきた。ユダヤ教徒以外は“虫けら”と思っているとの話も聞く。

 買い物に行ってもサービス精神は見られない。「お客様は神様」との考え方はもちろん無く、「売ってやる」との態度に終始していることに、いら立つこともある。スーパーなどで長い列ができていても、レジの担当者が急ごうともしない様子には驚いた。

 しかし、最も驚いたのは、安息日(シャバット)になると車も人も路上から消えて、全くの静寂に包まれることだ。安息日は金曜日の日没に始まり、土曜日の日没に終わる。旧約聖書の創世記に記されている「夕となり、朝となった、第○日である」に従い、一日は日没から始まることになっているのだ。この一日は、「休日」ではなく、「何の業をもしてはならない」日(申命記五/十四)であることから、交通機関が止まるだけではなく、電気製品のスイッチを押すことすら「業」になることから禁じられている。友人が金曜日の夜に企画した集会で、マイクの使用が許されず、難儀したとの話も聞いた。

 旧約聖書に書かれた事柄を忠実に守ろうとする姿には一方では感動するものの、そこまで徹底することから来る不便さも並存しており、柔軟な聖書解釈の必要性があるのではと、正直思う。

(M)

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クリスマスが近いせいか、宗教系のニュースが多い気がしますが、これが飛行機の運航にも関わってくるとなると、旅人としては気になってくるところ…。なんでも、イスラエルの航空会社、エルアル・イスラエル航空がユダヤ教
安息日に飛行機を飛ばしてはいけません!【From VALVANE】at 2007年07月05日 21:48