2007年07月24日

インテリアに投資

フランスから

 フランス人は、生活を楽しむための消費で何に最も投資しているのか。最近の調査で分かったことは、インテリアに費やすお金が最も多いということだ。確かに、それを感じさせるのはインテリアに関する雑誌の多さだ。フランスでは約四十冊のインテリア雑誌が月刊で発行されており、書店のコーナーを占領している。

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 一世帯当たり年間約十七万円をインテリアに費やすという数字が出ている。夜八時前後のゴールデンタイムに、家具やじゅうたんなどインテリア商品を売る巨大チェーン店のテレビコマーシャルがここ数年目白押しだ。

 郊外に巨大店舗を展開するホームセンター最大手のルロワ・メルランでは、何とトイレや窓、階段まで売っている。家一軒が建ちそうな、ありとあらゆる資材が並んでいる。インテリア商品の消費は伸び続け、ビジネスは拡張の一途をたどっている。週末や長期の休みを利用して、家族で壁紙を張り替えたり、ペンキを塗ったりする人も多い。

 だが、経済的に余裕のある人は、まずはインテリア・デザイナーに依頼する。実はフランスのインテリア・デザイナーは世界的にも高く評価され、有名デザイナーたちはロンドンやニューヨークのホテルや空港のインテリアなども手掛けている。

 友人のマリアレーヌさんも最近、デザイナーに頼みアパートの大規模な模様替えを済ませたばかりだ。

 仕切りの壁を取ったり、床を張り替えたり、かなり大掛かりな改装工事だった。多くの日本人のように古くなったから改装するのではなく、気分を変えるために行うケースが多い。マリアレーヌさんは四年前にも大掛かりな改装を行ったばかりだ。

 食事の話題にもインテリアの話が多く、フランス人のインテリアに関する関心は高まる一方のようだ。

(A)

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sekai_no_1 at 08:49│Comments(1)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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この記事へのコメント

1. Posted by Paris   2007年08月08日 17:34
フランス人は美しいものが大好きですね。
日本風のインテリアや和風の小物も好きな人には好評のようです。
トータルに家のカラーを統一しますね。台所を青と決めたら全て布巾まで
青で揃える。すごいです。

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