2007年07月27日

睡眠薬強盗にご注意

フィリピンから

 日本からの観光客が増える夏休みシーズンは、外国人の犯罪被害が増える時期でもある。

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 一年を通してよく耳にするのが邦人の睡眠薬強盗被害。観光地で偶然知り合った現地人に食事に誘われ睡眠薬入りのマンゴージュースを飲み、意識を失っているすきに金目の物を奪われるというパターン。

 こちらに何度か来れば分かることだが、普通のフィリピン人が見ず知らずの外国人に声を掛け、さらにどこかに行こうなどと誘うことは、まずあり得ないシチュエーションだ。

 フィリピン人はとても人懐っこい半面、恥ずかしがり屋でもあり、何か魂胆でもない限り初対面の他人には積極的に話し掛けてこない。

 こういうことを理解していても、観光客だと現地の人々との出会いも旅の醍醐味(だいごみ)とばかりに、つい油断して面白そうな話に乗ってしまうのも理解できる。犯人は年配の夫婦が一緒だったりと、相手を油断させる手口を熟知しているからだ。

 睡眠薬で意識を失った被害者は現金や貴重品を奪われた後、ご丁寧にも泊まっているホテルまで送り届けられる。危害を加えられたり、そのまま路上に放置されたりという話はあまり聞かない。「事件のことは忘れて、さっさと国へ帰れ」とばかりに、パスポートと飛行機のチケットには手を付けないのが、この国の睡眠薬強盗の特徴だ。

 被害者が帰国してしまえば、慢性的な予算不足の警察のことだから捜査は停止し、事件が解決することはまずない。犯人にしてみれば、下手に危害を加えて事件を大きくするよりも、被害者を無事に帰した方がはるかに安全というわけだ。

(F)

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