2007年08月03日

ペットボトル入りの水

米国から

 少々肌寒かった七月が終わり、ニューヨーク界隈(かいわい)でもようやく、華氏九〇度(摂氏で約三二度)を超える日が続いている。日差しも真夏そのもの。あふれかえる車と人ごみで、ただでさえ暑苦しいマンハッタンの街並みに容赦ない熱線が降り注ぐ。

★ 続きを読む前に、ご協力お願いします! ⇒ 人気blogランキングへ


 酷暑の中、コンビニエンスストアなどでよく売れるのが、ペットボトル入りの水だ。カロリー計算に余念のないOL以外でも、健康を気にする中高年の男性が買っていく。大手の飲料メーカーも手ごろな値段でペットボトル入りの水を作っている。しかし、ここ数年、このペットボトル水に対して批判が高まっている。

 「水道水があるのに、どうしてミネラルウオーターではないただの水を買うのか」「そもそも、製造工場で使っているのは水道水。精製してペットボトルに入れているだけ。資源とお金の無駄遣いだ」などがその理由。確かに、冷やした水道水を保温できる水筒に入れて持ち運びすれば、水を買う必要もない。

 こうした主張に耳を傾ける地方自治体も出てきている。サンフランシスコやソルトレークシティーなどでは、水道水が供給されている場合、予算でペットボトル入りの水を購入することを禁じる措置を講じている。また、学校などでも、ペットボトルよりも水道水を飲むよう指導しているところも少なくない。

 しかし、この水道水。直接蛇口からコップに入れて飲むことには抵抗がある。浄水場できれいに精製されても、ニューヨークの上水道管は相当古い。三カ月ほど前、近所で火事が発生し、消防士が道端の消防栓から水を引いたことがあった。その後しばらくは、蛇口からは茶色のどろどろとした水が……。それを見て以来、フィルターなしに水道水は飲んでいない。

(N)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by yakutatazu   2007年08月11日 17:25
アメリカは世界の先頭をゆく国だと思っていたが、それでは途上国なみだね。水では日本はトップクラスだろう、英、仏、独なんかはどうなんだろう
水の代わりにワインやビールを飲むって話を聞いたような気がするけど。

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

電子ブック
シベリア鉄道見聞録 ウラジオストクからモスクワまで、「ロシア号」6泊7日同乗ルポ! ほか電子ブック多数!
メルマガ

このブログは、メルマガ「ワールド・ニューズ・メール」と連携しています!


Profile
世界日報社
日刊紙を発行する新聞社。世界各地に特派員を配置し、海外情勢とオピニオンにめっぽう強い。日本初の電子新聞も運営中。
QRコード
QRコード
最新コメント
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ