2007年08月21日

気楽なキャスター

ロシアから

 日本でテレビ局といえば、「朝から晩まで働く人々」の代表だろう。休みもほとんどなさそうだ。しかしロシアでは違う。

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 例えば、民放最大手NTV。毎日夕方七時と十時四十五分から、「セヴォドニャ」というニュース番組を放送している。キャスターは男性一人と女性一人。しかし、男性Aと女性Aは一週間働くと、次の一週間は男性Bと女性Bが担当するローテーション。つまり、ロシアのニュースキャスターは、一年に半年休んでいるのだ。

 夏はさらにすごい。普段は男女のキャスターがいるのに、夏は一人になる。そして、ニュースの最初に「(男性あるいは女性キャスターの)○○は現在夏休みです」と告げる。

 「セヴォドニャ」には「経済ニュース」のコーナーがある。株・為替・企業動向など、社会人には最も関心のある部分。ところが、担当者が夏休みに入り、「経済ニュース」のコーナー自体がなくなってしまった。(秋には何もなかったごとく復活するのだが…)

 もっとすごいケースもある。テレビツェントルは土曜日夕方九時から、「ポストスクリプトン」という政治経済分析番組を放送している。司会のアレクセイ・プシコフは、モスクワ国際関係大学を卒業した超エリート。ロシアの政治家や財界人も楽しみにしている、信用度の高い番組である。

 ところが、プシコフが夏休みに入ってしまい、七月半ばから八月末まで番組そのものがなくなってしまった。九月の一週目から再開される予定。

 こんなナマケモノのロシアだが、平均月収はここ十年で六倍増えた。まともな職に就いているロシア人は、少し働き、たくさん休み、給料がドンドン増えていく。まさに労働者の天国なのである。

(Y)

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sekai_no_1 at 08:36│Comments(2)TrackBack(0)ロシア 

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この記事へのコメント

1. Posted by yakutatazu   2007年08月21日 18:27
ソ連は崩壊したが、ロシアは持つのだろうか。ロシアは地球の天国か?
2. Posted by karu   2007年09月01日 13:54
プーチン大統領は、こういった状況にどういう意見を持っているのか??
TV局だから、なまじっか真面目に働いて政府批判は困る、まっ、いまのまんまでいっか〜?
ニュースキャスターはレポートどおりなんでしょうが、TV局の裏方さんたちはどうなんでしょうね。やっぱり適当な仕事振りかもしれないけど、給料が上がる、とは思えない…。時々思うが、日本以外の少なからぬ国が、自分を如何によく見せるか、のスタンドプレーに傾いている気がするのだけど、誰か、それは、誤解だ、と言ってくださーい。

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