2007年08月30日

焼きマシュマロはキャンプの味

米国から

 米国の子供が好きな夏の食べ物に「スモアー」なるものがある。これは、火であぶったマシュマロに板チョコを合わせて、二枚のクッキーで挟んだ、それは甘い甘い代物だ。想像するだけで、胃がむかむかしてくるほどだ。

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 マシュマロを焼いたり、火であぶったりするのは、キャンプの習慣だ。子供たちはたき火を囲んで、ナイフで先をとがらせた枝にマシュマロを刺し、火の前に差し出す。表面がキツネ色に焦げると出来上がり。そのまま、熱々のマシュマロをほお張る顔は喜びに満ちている。スモアーもこの流れから来たもので、キャンプファイアーの時に食べるのが一般的だ。

 栄養的に言えば、「糖分の塊」そのもの。バランスも悪いし、夏に食べればそれだけのども渇くだろう。客観的に考えればおいしいはずもないのだが、大人のファンも少なくない。ほぼ全国民が、夏にキャンプに行くのが当たり前のお国柄。風物詩というか、「お約束事」として食べているうちに、「これがないと、キャンプじゃない」という感覚になるのだろう。

 しかし、子供は限度を知らない。一度、知人グループと子供連れでペンシルベニアの山奥でキャンプをしたことがあった。夜になって、たき火を始めたのだが、もう子供たちの頭の中は「スモアー」のことばかり。マシュマロの準備を始めると、何人もの行列ができる。そして、際限なく食べ続けるのだ。

 「キャンプファイアーに照らされる溶けたチョコレートにまみれた顔」「一つの枝に文字通り鈴なりに刺されたマシュマロがトーチのごとく燃え上がる」……。ひと夏の思い出と言うには、あまりにも生々しい。おい、娘よ。おいしいからと言ってあまり食べ過ぎると、将来お嫁の行き手がなくなるぞ。

(N)

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