2007年09月01日
“学歴偏重社会”の弊害
韓国にて
とても人気のあった東国大助教授の学歴詐称問題が大きく報じられ、韓国全体が大きく揺れたことはご存じのことと思いますが、その後、問題は超人気俳優、官僚や公務員、漫画家、仏教界とあらゆる方面に波及し、学歴社会の病巣の根深さがあらわになってきました。
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とても人気のあった東国大助教授の学歴詐称問題が大きく報じられ、韓国全体が大きく揺れたことはご存じのことと思いますが、その後、問題は超人気俳優、官僚や公務員、漫画家、仏教界とあらゆる方面に波及し、学歴社会の病巣の根深さがあらわになってきました。
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学歴が問われないのは実力主義であるスポーツ界だけではないかと思われるくらいに、学歴偏重が社会全体に根付いているようです。例えば、最近発表された韓国開発研究院の統計によると、大学新卒者の初任給が大学によって最大60%の格差があったということです。さらに、高卒者に比べて専門大、学士、修士、博士の初任給は、それぞれ20%、35%、54%、85%の格差がありました。
こういう社会の風潮だと、子供の将来を思う親、特に母親は当然、強烈な教育ママになり、教育費が家計の大半を占めてしまうようになります。
私の同僚も、ソウル郊外に三十六坪のアパートを所持していたのですが、子供の教育のためにアパートを売り払って、ソウルでも教育のメッカである江南に十七坪のアパートを購入して引っ越しました。初めは理解できませんでしたが、この学歴詐称事件を通して何となく理解できるようになりました。でも、これでは子供たちがかわいそうでなりません。子供たちには学歴神話が崩壊してしまったら、後に残るものがあるのでしょうか?
(きょん・京畿道加平郡在住)
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こういう社会の風潮だと、子供の将来を思う親、特に母親は当然、強烈な教育ママになり、教育費が家計の大半を占めてしまうようになります。
私の同僚も、ソウル郊外に三十六坪のアパートを所持していたのですが、子供の教育のためにアパートを売り払って、ソウルでも教育のメッカである江南に十七坪のアパートを購入して引っ越しました。初めは理解できませんでしたが、この学歴詐称事件を通して何となく理解できるようになりました。でも、これでは子供たちがかわいそうでなりません。子供たちには学歴神話が崩壊してしまったら、後に残るものがあるのでしょうか?
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