2007年09月28日

助け合う老夫婦に感動

中国にて

 仕事用の腕時計が最近遅れがひどく、時計屋で見てもらうことにした。高級時計ではないのでどこか小さな時計店をと思っていたところ、地下鉄駅出入り口の近くで商いをしている老夫婦(70歳前後)の露店を思い出した。私がその店を通る時はいつも何人かの客が待っていて結構はやっているのかなと思っていた。

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 その老夫婦の露店がある通りは道幅四、五メートルぐらいの狭さで、靴の修理や合鍵作成などの小さな店がたくさん並んでいる。時計の電池交換に費やした金額は表通りの一般の時計屋さんの二分の一以下。どういうわけか、年老いても夫婦で細々と商いをしている姿に感動、自分の親を思い出し、少し余計に支払ってしまった。このように、年老いても夫婦で助け合いながら仕事をしている場面に出くわすことがたびたびある。

 もう一つの経験として、私が働いている会社の商品を客の家とか会社まで配達する際、小さな運送会社を利用することがある。呼んだワゴン車は運転手が60歳以上(男)で、夫婦で一緒に仕事をしていた。私は「運転は大丈夫かな?」とちょっと心配したが、若い人のようにスピードを出さず、ちょっと時間がかかったが安全運転で行ってくれた。

 老夫婦になっても手をつなぎ、支え合いながら人生を共に歩んでいる姿、私にとっては生きた「愛の教科書」かもしれない。

(下根 森・香港在住)

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sekai_no_1 at 14:09│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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