2007年10月11日

要注意の左折車

タイから

 タイは車優先社会だ。歩行者優先の日本のような感覚でバンコクを歩くと、寿命が縮まるのは必然だ。歩行者のために車やバイクが止まってくれるなどということはないからだ。横断歩道を歩行中の人々さえ、邪魔者扱いしかねないのがタイの車社会だ。

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 ましてや車道を勝手に横断する場合は、注意を要する。人が渡っているからといって車は減速などしない。渡る方もそうした車をやり過ごして、一車線ずつ渡っては車線上で立ち止まり安全確認して、また渡るという行為を繰り返す。こうした横断方法は、現地のタイ人の方が慣れているので、後をついていった方が無難だ。無論、いざという時には先行するタイ人が盾になってくれる打算もある。

 またタイでは、信号機のある交差点では左折専用の信号機がある場合を除いて常時左折可能となっている。このため歩行者は、青信号になったからといって、安易に歩道に足を伸ばすことは非常に危険だ。左折車が常に突っ込んでくる可能性があるからだ。

 邦人が運転する場合も同様、注意が必要となる。交差点を左折する際、歩行者を見掛けると邦人は当たり前のように一時停止するが、これが思わぬ事故を招いたりする。

 ここでも後続や左右の車が止まってくれないため、かえって歩行者を危険な目に追いやってしまったり追突事故にもなりかねない。

 またバンコクではオートバイにヘルメットなしで乗れば罰金を科せられるが、地方ではいまだヘルメットなしでのオートバイ乗務が許されている。

 こうした田舎では、ノーヘルメットで三、四人が一台のバイクに乗って走るケースが珍しくない。このようなバイクの前で無理に横断しようとすると、バイクは止まり切れないままバランスを崩し横転、人身事故となるケースもあると聞く。

(T)

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sekai_no_1 at 08:44│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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