2007年10月27日

ヤクチャンサ

韓国から

 「三度の食事に昼寝つき」「暇とカネを持て余す」と言ったら大変失礼かもしれないが、どこの国でもそんな一部の専業主婦たちをターゲットにした商売が盛んだと聞く。韓国の場合、ヤクチャンサ(薬売り)がその一つだ。

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 その昔、ヤクチャンサは町内の集会所などに主婦や老人を集めて行う、文字通りの薬の効用説明・即売会だったが、近年は化粧品や石鹸(せっけん)、健康食品、ミキサー、なべ、マッサージ機など品物も多様だ。

 記者の住まいがあるソウル市北西部でも最近、比較的成功した部類に入るという業者が「ホームショッピング」という看板を掲げ、雑居ビルのワンフロアを借り切ってヤクチャンサをやっている。ラーメンや卵、コメ、まな板、キウイなど市価二万―三万ウォン(二千五百―三千七百五十円)相当の無料贈呈品を“餌”に毎日、百五十人から二百人を集める。午前二時間、午後二時間、若い社員を動員して数々の歌や踊り、冗談を交えながら雰囲気を盛り上げる。

 対象は四十歳から六十歳までの女性に限定。実際に参加した人に聞いてみると、「詐欺まがいが多いからよ」。だまされにくい若い世代と簡単にだまされてしまい、後々問題になる壮年世代は最初から除外している――という話だった。

 同じ場所でやるのは二、三カ月、決して長居はしないことや、アフターサービスがほとんど利かない点などは、確かに怪しい。それでも数人が買い始めると、われもわれもと買い始め、あっという間に完売してしまうというから驚きだ。雰囲気と集団心理に弱い韓国のアジュマ(おばさん)たちがいる限り、ヤクチャンサは繁盛する(?)。

(U)

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sekai_no_1 at 08:44│Comments(0)TrackBack(0)韓国・北朝鮮 

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