2007年10月29日

同級生を探せ!

ロシアから

 マリアさん(35)は、日本企業に勤務している。ブロンドで、目は青く、この年のロシア人女性にしては珍しく痩(や)せている。

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 バリバリ働く彼女だが、仕事が暇になるときもある。そんな時は、「ネットサーフィン」で働いているフリをする。

 マリアさんはある日、「同級生を探せ!」というサイトを見つけた。彼女の高校を検索すると、一発で出た。そして、登録名簿を見ると、共に青春を過ごした友人たちの名前が……。

 早速彼女は、登録されている友人たちにメールを送った。かなりの割合で返事が来るし、しばしば写真も添付されている。

 マリアさんは、結果について話してくれた。

 「初恋の相手ビクトルは、チョイ悪でクールな男の子だったのに、今は太っちゃって顔も丸々していたわ。奥さん・子供と一緒の写真を送ってきて、皮肉かしら」

 「女の子たちもほとんど結婚して、だいたい子供がいるわ。皆太っちゃって、コロコロしてる」
 筆者は、「皆結婚してるんだ」と質問する。

 「スベータは結婚してないわね〜。あの子は、クラス一の秀才で、モスクワ大学を出て、今じゃあ銀行の副頭取(!)なの。いまだに痩せていて美人なのに。本人は結婚したいのよ」

 筆者が「そんなんだから、結婚できんのでしょ」というと、マリアさんは目をランランと輝かせ「どうしてっ?!」と詰め寄ってきた。スベータと自分がカブッタのだろう。

 「モテナイ子なら、目の前に跳ねてきたウサギを迷わず捕まえるでしょ。美人で賢かったらウサギが通っても、『またすぐ来るわ』と見逃すでしょ」

 マリアさんは、「そうねえ」とため息をつき、左斜め下を見た。たぶん通り過ぎていったウサギたちのことを思い出したのだろう。

(Y)

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sekai_no_1 at 09:07│Comments(0)TrackBack(0)ロシア 

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