2007年11月03日
平壌クラブ
韓国から
ソウルに通称「平壌クラブ」という集まりがある。韓国と北朝鮮の双方に駐在する十三人の南北兼任大使が、南北問題を担当する統一省の長官を囲んで食事をしながら意見交換する場だ。今年二月、カナダのグリニウス大使(当時)の発案で始められた。
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ソウルに通称「平壌クラブ」という集まりがある。韓国と北朝鮮の双方に駐在する十三人の南北兼任大使が、南北問題を担当する統一省の長官を囲んで食事をしながら意見交換する場だ。今年二月、カナダのグリニウス大使(当時)の発案で始められた。
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南北兼任大使は、イタリアやオランダなど欧州国家の大使が大半を占める。兼任といっても普段は仕事が多いソウルに常駐し、経済セミナーなど特別な行事などがあったときに中国経由で平壌入りし、用が済めばまたソウルに戻る。「駐北大使」といえども“あちら”では体制の制約を受けるため、ソウルと平壌の自由な往来も平壌への長期駐在もない。時々、北朝鮮の空気を吸いに行くようなものだ。
しかし、李在禎統一相は、そんな彼らを「南北の懸け橋」と呼ぶ。つい先日も市内ホテルで四回目の平壌クラブが非公開で開かれ、先の南北首脳会談の結果説明があったというが、南北融和ムードを支持・歓迎する雰囲気であったことは想像に難くない。南北間の経済協力をいかに進めるか、韓半島の平和体制をどう構築するか、兼任大使たちの「知恵」を借りようという李統一相の学者出身ならではの研究熱も、さぞかし上がったことだろう。
今の韓国政府に南北関係を尋ねれば、ほぼ百パーセント「平和」や「対話」「協力」などの美辞麗句が返ってくる。韓半島安保の最大の脅威である核問題にしても、六カ国協議の進展に満足感を示すばかりで、米朝の接近で核問題があたかも解決されつつあるという安堵(あんど)感さえ漂う。世界のメディアがそこを厳しく見ていることには無頓着だ。
兼任大使たちの口から「人権」や「民主化」などの単語がポンポン飛び出すような平壌クラブを一度見てみたいものだ。
(U)
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しかし、李在禎統一相は、そんな彼らを「南北の懸け橋」と呼ぶ。つい先日も市内ホテルで四回目の平壌クラブが非公開で開かれ、先の南北首脳会談の結果説明があったというが、南北融和ムードを支持・歓迎する雰囲気であったことは想像に難くない。南北間の経済協力をいかに進めるか、韓半島の平和体制をどう構築するか、兼任大使たちの「知恵」を借りようという李統一相の学者出身ならではの研究熱も、さぞかし上がったことだろう。
今の韓国政府に南北関係を尋ねれば、ほぼ百パーセント「平和」や「対話」「協力」などの美辞麗句が返ってくる。韓半島安保の最大の脅威である核問題にしても、六カ国協議の進展に満足感を示すばかりで、米朝の接近で核問題があたかも解決されつつあるという安堵(あんど)感さえ漂う。世界のメディアがそこを厳しく見ていることには無頓着だ。
兼任大使たちの口から「人権」や「民主化」などの単語がポンポン飛び出すような平壌クラブを一度見てみたいものだ。
(U)
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