2007年11月09日

W杯開催への不安

ブラジルから

 二〇一四年のサッカーW杯がブラジルで開催されることになった。ブラジルは、クラブワールドカップ・ジャパン(旧トヨタカップ)でおなじみのサンパウロFCやインテルナシオナルをはじめとして、五百以上のプロサッカークラブ、数万人とも言われるプロサッカー選手を抱えるサッカー大国だ。欧州の各クラブで活躍するブラジル人選手の活躍ぶりもよく知られたところだ。

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 ブラジルは、W杯で最多の五回優勝を果たしたサッカー王国。それだけに、六十四年ぶりのW杯開催にどれだけブラジルのサッカーファンが喜んだか、想像に難くないだろう。

 ブラジル人がどれだけサッカーが好きか、W杯の開催期間中にブラジルに滞在すれば分かる。ブラジル代表の試合がある日は、学校や一部の職場までが休みになる。試合前にはブラジルの国旗やメガホンを持ったサポーターたちが街中を走り回り、試合が始まれば、文字通り街から人が消える。ブラジル代表に点が入れば、街中の至る所から祝砲代わりの花火を打ち上げる音が聞こえてくる。

 こうした熱狂ぶりを知れば、ブラジルが南米最大の経済大国でもあることと重なって、一四年のW杯開催には何の心配もないように思える。

 ただし、開催能力を疑問視する声もブラジル国内外から出始めている。開催予定の候補地のうち、会場を新設する必要がある都市だけでなく、既存の競技場がある候補地も、W杯開催のレベルに改修作業を行うには膨大な費用が必要とされている。空港からのアクセスの問題もある。

 予算規模、予算の調達方法など多くの点がいまだ不明瞭(めいりょう)なのだという。ただし、記者はそれ以上に、予算が本当に競技場やインフラ建設に届くのか、そこが心配だ。ブラジルの汚職は有名だが、まさかW杯の予算までとは思いたくないのだが……。

(S)

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