2007年11月20日

「世界一」傾いた教会の塔

オーストリアから

 いろいろな「世界一」があるものだ。ギネスブックを読むと、「人間は限りなく世界一を目指す存在ではないか」といった哲学的な思惟(しい)がわき上がってくるほどだ。驚くような「世界一」がある。

★ 続きを読む前に、ご協力お願いします! ⇒ 人気blogランキングへ


 「世界キリスト教情報」によると、ドイツ北西部ズールフーゼンの教会の塔が十一月八日、ギネスブックに「世界で最も傾いた建物」と認定されたという。一四五〇年に建立された塔は高さ約二十六メートル。時間の経過とともに傾き続けてきたため、傾斜防止の工事が行われ、一九九六年に現在の傾斜度で止まったという。傾斜度は五・〇七度。三・九七度のイタリアの「ピサの斜塔」を抜いて、文字通り「世界一傾いた建物」の名誉を勝ち取ったわけだ。

 今回世界一となったドイツの教会の塔を知らないが、ガリレオの「落体の法則」の実験場所(その真偽は不明)としても有名なイタリアのピサの斜塔を見学したことがある。確かに、驚くほど傾いている。倒れないのが不思議なぐらいだ。斜塔周辺では観光客が斜塔に登るためチケットを購入している。一定の数の旅行者しか登ることができない。一度に大量の旅行者が斜塔に登れば危険だからだ。だから、旅行者は「世界一」のピサの斜塔を実体験するために、自分の番がくるまで辛抱強く待たなければならない。

 ガイドブックによれば、ピサの斜塔の建築は一一七三年に開始されたが、地盤が弱かったために、塔は南側に傾きだした。そこで建築は一時中断されたが、一二七五年に建築が再開され、一三五〇年にやっと塔の建築が完了したという。塔の高さは五十五・八六メートルだ。

 新たに「世界一傾いた建物」に認定されたドイツの教会の塔は高さ約二十六メートルだ。ピサの斜塔の半分の高さだ。機会があれば、「世界一傾いた建物」を実体験してみたい。

(O)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ

sekai_no_1 at 08:41│Comments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

トラックバックURL

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

電子ブック
シベリア鉄道見聞録 ウラジオストクからモスクワまで、「ロシア号」6泊7日同乗ルポ! ほか電子ブック多数!
メルマガ

このブログは、メルマガ「ワールド・ニューズ・メール」と連携しています!


Profile
世界日報社
日刊紙を発行する新聞社。世界各地に特派員を配置し、海外情勢とオピニオンにめっぽう強い。日本初の電子新聞も運営中。
QRコード
QRコード
最新コメント
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ