2007年11月22日

色の波紋

タイから

 タイ人は、生年月日と並んで、生まれ曜日をとても大切なものと考えている。よくタイ人から、生まれた曜日を聞かれる。こちらは親から聞かされていないし、関心がないので、「分からない」と言うと、それこそ未開の原始人でも見たような信じられない形相になったりする。

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 タイ国民から「クン・ポー(お父様)」と慕われるプミポン国王の誕生曜日は月曜日だ。タイでは曜日ごとの象徴カラーも決まっており、月曜日のシンボルカラーは黄色。プミポン国王の象徴も、黄色になっている。国王就任六十周年をお祝いして、近年、町中は黄色いシャツを着た国民であふれている。

 その国王カラーが増えそうな趨勢(すうせい)にある。

 プミポン国王が今月七日、入院していたシリラート病院から退院する時、着ていたピンク色のブレザーが新たなブームを呼び、ピンクのシャツが飛ぶように売れているのだ。

 一番人気のシャツは、バンコクのサイアムディスカバリー・センターにある「プーファー・ショップ」で売られているシリントン王女デザインのピンク色の新作ポロシャツだ。

 タイで王位継承権を持っているのは現在、五十五歳のワチラロンコン皇太子と五十二歳のシリントン王女の兄妹二人だけだ。ただし、王の専断権が優先されるため、皇太子が将来の王であるとは確定していない。

 ピンクのブレザーを誰がプレゼントしたのか、なぜあえてピンクのブレザーを着たのか。王位継承を絡めて、ちまたのスズメはおしゃべりに余念がない。

 なおプミポン国王は先週、今度はグリーンのブレザーで病院を訪れた。

 案外、国王は、一滴の水滴が、ピンクやグリーンの波紋を広げて行く下界の様相を楽しんでいるだけなのかもしれない。

(T)

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sekai_no_1 at 08:34│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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