2007年11月23日

困った学校付き看護師

米国から

 当然のことながら、米国の学校にも「保健室」なるものが存在し、養護教諭に当たる人物が勤務している。当地で「スクールナース」と呼ばれるこの役職、市や郡の教育委員会からかなりの権限を持たされている。ともすれば、保護者の「目の上のたんこぶ」的な存在になりがちなのだ。

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 ある日のこと、「スクールナース」が記者の事務所に電話を掛けてきた。「おたくの息子さんがせき込んで、ろくに授業を受けられません。おうちから薬を持って来てくれませんか」と言う。

 この時は、子供が同じ学校に通う友人に連絡して、せき止めシロップを持って行ってもらった。しかし、その翌々日、またもや、このナースから連絡が入った。「おたくのお嬢さんは三種混合の予防接種を済ませていませんね。来週までに受けさせないと、その次の週から出席停止にします」。

 寝耳に水の話で、家内に電話で問いただしたところ、「え、そんなこと言ってきたの。本当は三種混合、全部済んでるのよ。でも、受ける時期が二カ月早かっただけで、ちゃんとお医者にも書類を書いてもらったのに……」と不満げな声。よくよく聞くと、彼女はこのナースから目を付けられているのだという。

 きっかけは学校から来た子供の健康改善要求書。「おたくの息子さんと娘さんは、一学期に二十キロも体重が増えました。医師の診察を受けてください」と書かれてあったのだが、これはナースの勘違い。家内は、これにやんわりと反論したのだが、これが気に触ったらしい。それから、何かと注文が付くようになったそうだ。

 結局、娘は四度目の三種混合を受けることに。掛かり付けの医師は、書類を見るなり、「うーん。やっぱり、スクールナースには歯向かうことができないからね」とつぶやいた。

(N)

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