2007年12月04日

有機野菜需要が上昇中

フランスから

 食の国フランスでは、より良い食材を求め、産地直送の青空市場の長い伝統がある。巨大スーパーで売られる大量生産された低価格の野菜よりも、値段は多少高くても新鮮で丁寧に作られた野菜を求める消費者は少なくない。特に最近、有機野菜への関心が高まり、健康面もさることながら、味の良さに引かれるフランス人が増えている。

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 フランスでは、有機農産物をBIOと呼んでいる。パリには、BIO専門の朝市が現在、三カ所ある。多くの業者が保冷庫で野菜を保管し、市の立つ日に運んでくるが、中には取れたての野菜を、そのまま運んできて、スタンドで売っている有機野菜生産農家もいる。

 同時に有機野菜生産者は野菜の知識が豊富とされる。買い物客の質問にも詳しく答えてくれることで、消費者も野菜の知識が増えていく。

 無論、スーパーの野菜に比べれば割高だが、食通の多いフランスでは、味を優先する人は少なくない。

 BIO製品を売っているのは青空市場だけではない。自然食専門店はもとより、大手スーパーにも有機野菜のコーナーは拡大している。パリ十四区ジェネラル・ルクレール通りには、数軒の自然食品店が並んでいる。ただ、競争原理が働きにくい分、自然食専門店の有機野菜は、青空市場より高い場合が多い。

 それでも、味と日持ちの良さ、そして体に優しい野菜の虜(とりこ)になる人は増え続けている。今ではワインも有機ワインがフランスを代表するワインに成長し、従来のフランス・ワインが不調な中、世界的注目を集めている。

 もともと食材が豊かな大農業国フランスだが、旧東欧などから安い野菜が入る中、有機野菜はフランス農家の生き残りの一つの選択肢にもなっている。

(A)

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sekai_no_1 at 08:52│Comments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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