2007年12月07日

雨期と乾期

ブラジルから

 ブラジルは広大な国なので、「ブラジルの季節感はこうだ」とひとくくりに語ることはできないが、それでも雨期と乾期があることだけは実感できるはずだ。

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 今年の乾期はかなり厳しいものになり、ブラジルの中西部にあるコルンバという世界遺産パンタナールの入り口の街では、同市と隣国を隔てるパラグアイ川が干上がり、輸送船が航行できなくなったというニュースがあった。乾燥が原因の火災も増え、中西部や西部では、何日も続く森林火災で街が煙に覆われたという。

 これだけ厳しい乾期が続くと、大きく影響を受けるのが、乳製品や牛肉の値段だ。乾期と雨期とでは、場合によっては60%以上の値段の動きがあり、今年はそのケースだった。

 実際、スーパーなどで買い物をしていると、パック詰めの牛乳の値段を見て「冗談じゃないわ」などと首を振るブラジルの主婦の姿も目に入る。もちろん、牛肉の値上がりも、牛乳ほどではないが今年はすごかった。

 先日も、友人家族とシュラスコパーティーを楽しもうと大量の肉を買い付けに肉屋を訪れたものの、あまりの値上がりに驚き、さすがに量は減らせないので、グレードの低い肉を増やしてしまった。
 長期天気予報を見ていると、そろそろ本格的な雨期に入りそうだ。ただし、雨期になると肉や牛乳の値段は下がるだろうが、今度は野菜の値段が上がり始める。

 シュラスコパーティーに欠かせない牛肉の値段が下がるのは何よりありがたいことだが、場合によっては二倍にも三倍にもなる野菜の値段にこれから悩まされることになる。

 「値段の上下も季節感のうち」などとゆったり構えられるようになれればよいのだが、なかなかそうもいかないのが現実だ。

(S)

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