2007年12月25日

ネットで理想の夫を

ロシアから

 「何で私が捨てられるのよ!」

 スベータさんは、自宅で独りコニャックを飲みながら叫んだ。

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 三十五歳の彼女は、中堅銀行の副頭取。最近、十年付き合った彼氏と別れた。別れたといっても、彼が二十代半ばの彼女をつくって逃げたのだ。

 スベータさんも、理由は分かっている。元彼のサーシャ君は、百万回くらい「結婚しよう」と提案した。しかし、出世街道をひた走るスベータさんは、「少し後でね」と先延ばしし十年が過ぎた。彼が「スベータは定年退職するまで結婚する気はないようだ」と思ったのも仕方ない。一人になった彼女は、うつ状態に陥った。

 三カ月後、救いは親友のマーシャさんからもたらされた。同年の彼女は、昨年ネットで知り合った彼と結婚し、幸せな家庭をつくっている。

 マーシャさんは、「私はネット恋愛のプロだから、いい相手を見つけてあげるわ!」と確約した。彼女によると、成功のコツは、(1)ウソをつかないこと(2)自分について、できるだけ多くの情報を出すこと(3)望みの相手を超具体的にすること――の三つ。(1)について、「三十五歳なのに二十九歳と偽っても、後でばれるから」と笑った。(2)と(3)については、理想に近い男性だけを引き寄せ、ダメ男を門前払いするため。

 いざ「出会い系サイト」に登録する時、マーシャさんは迷った。年齢三十五歳、モスクワ大学経済学部卒、A銀行副頭取、年収千五百万円。

 「こんなスーパーキャリアウーマンを愛してくれる男性がいるかしら?」

 しかしマーシャさんは、「何十万人もいるんだから、必ず見つかるわよ!」と自信たっぷりだった。

 現在、スベータさんは会社経営者アントンさん(45)と幸せな家庭を築いている。

(Y)

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sekai_no_1 at 08:20│Comments(1)TrackBack(1)ロシア 

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1. 出世(仕事)して幸福  [ すーさん’s アイ ]   2007年12月25日 22:12
 結婚はどこの世にも難しい。 出世(仕事)して幸福とは限らない。 仕事(労働)が人生の目的という思想は廃れた。ネットで理想の夫をロシアから

この記事へのコメント

1. Posted by karu   2008年01月05日 20:33
めでたし、めでたし、ですね。
でも、犯罪の可能性はないのでしょうか。

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