2008年01月15日

寒空でたばこ

フランスから

 新喫煙規制法が今年になって施行されたフランスでは、公共の場のほぼすべての場所で喫煙はできなくなった。そのため自宅を除き、喫煙者は建物内では、特別な喫煙室でたばこを吸う以外は、外でしか喫煙できない。オフィス街の歩道にたばこの吸い殻が増えたように感じるのもそのためかもしれない。

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 仕事中、たばこを吸いたくなったら、外に出て吸うしかないため、多くの喫煙者が近くの路上や公園でたばこを吹かすようになった。今回の改正でレストランやバー、カジノやナイトクラブでも喫煙ボックス以外では、たばこを吸えなくなった。

 十分な換気装置を付けているとはいえ、どうも煙たがられているようだ。結局、外で吸う以外に手だてはなく、喫煙者はストレスを溜(た)めることになる。そのため、これを機会にたばこをやめる人が増えるのではと予想されている。

 リヨンのあるカフェでは、たばこに関する展覧会と銘打って、たばこを吸いながら、鑑賞する展覧会を開催し、喫煙規制法に抵抗したが、大して注目を集めなかった。

 世界一の観光大国としては、観光に関係するカジノやナイトクラブ、レストラン、カフェの完全禁煙は観光産業にも影響する。

 そのため、一年の準備期間を与えたわけだが、実際、たばこバーの売り上げは、今年に入り、二割から三割落ち込んているそうだ。たばこを燻(くゆ)らせながら、カウンターに立って、コーヒーを何杯も飲むという文化は、終わりを迎えるかもしれない。

 ただ、バーやカフェ、レストランでも外なら喫煙は可能だ。そのため、寒空の中、防寒具を着込んで、外の座席に座り、たばこを吸う客も見掛ける。そんな喫煙者のために暖房機を増設するカフェもある。とはいえ、喫煙者の肩身が狭くなっていることだけは確かといえそうだ。

(A)

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sekai_no_1 at 09:09│Comments(1)TrackBack(1)ヨーロッパ 

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1. 脱タバコ社会  [ すーさん’s アイ ]   2008年01月15日 21:17
日本でも脱タバコ社会が進んでいる。西洋の害毒の1つである。タバコは。百害あって一理ありとも喫煙者は言う。百害あっても一利なしと非喫煙者は言う。寒空でたばこフランスから

この記事へのコメント

1. Posted by cleanair   2008年01月16日 13:39
日本では財務省とたばこ会社がグルになっているので、フランスのように法律で喫煙を制限するというのは難しいでしょうネ、目先のカネが欲しいでしょうから。
まぁ本当に国民の健康を考えるようなことがあればヨーロッパ各国と同じような禁煙法が制定されると思うので、そういった政治家が出てくることを期待します。

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