2008年02月01日

フグ中毒

タイから

 タイ東部ラヨン県で一月中旬、漬けた魚を食べた女性がしびれなどの症状を訴えて入院した。保健所の調査によると、漬けた魚は淡水フグだった。

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 タイ人は元来、フグを食べる習慣がない。だが一九九〇年代ごろからプラー・ヌア・カイ(鶏肉魚)という名前で市場に出回るようになった。しかし、二〇〇二年に六人が中毒死する事件が社会問題となり、タイ政府は同年末、フグの輸入・販売を禁止する措置を講じた。

 それでもタイでは、無知によるフグ事件が後を絶たない。フグ中毒で病院に担ぎ込まれたり、死亡する事件が頻発しているのだ。

 チュラロンコン大学医学部の調査によると、この四年間でタイ国内で発生したフグ中毒は、百十五件に上り十五人が死亡したとされる。

 フグは現在もレストランで食材として使用されるケースがあるほか、一部のスーパーマーケットで販売されているという。

 さすがにフグには独特の斑点模様があるので、そのものを売れば誰でも分かってしまうが、怖いのは切り身にして名前を偽って売ったり、すり身にした場合だ。とりわけ練り製品では、普通、どうした魚が使われているかどうか注意を払うことはまずない。

 タイ警察は昨年、バンコク近郊のサムットソンクラーム県でフグ一・二トンを押収し、二十五歳の販売業者を逮捕した。この時も、フグはつみれなどの素材として業者に販売されていた。

 フグ五トンが押収されたケースでは、逮捕された業者はフグを飼料工場に卸す予定だったとされているが、つみれ食品に回った可能性も否定できない。

 タイではタイ式ラーメンのバミーナムやタイスキなどに多用されるつみれ食品だが、安心のおける店で食事しないと思わぬトラブルに巻き込まれかねない。

(T)

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この記事へのコメント
怖い話ですね。タイではそんなにフグが出回っているとは・・・
アジアはなんとなく犯罪が多くて怖いイメージがあります。
Posted by hcirjat at 2008年02月03日 22:12