2008年02月18日

インフルエンザを治す

ロシアから

 ロシア人の際立った特徴は、独創性である。

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 普通の女子高生を「同性愛カップル(タトゥー)にして、世界で売り出そう」とか。ロシア全土から超能力者を集め戦わせようとか、十四歳の女の子を世界的デザイナーにしてしまおうとか。その独創性は、あらゆる分野に及んでいる。

 さて、筆者は最近インフルエンザにかかった。頭痛がし、熱があるのも困るが、何よりも気管支が痛み、せきが止まらない。

 こんな時、ロシア人は果てしなく親切である。隣人のアンナさんは、ティーパックのような奇妙な物を持ってきた。「それは何か」と尋ねると、「カラシの粉」だという。紐(ひも)のないティーパック。中身はカラシの粉と想像してほしい。

 アンナさんは、それを水でぬらすと、筆者の胸の痛む場所に張り付けた。「熱く、痛くなるけど我慢していなさい。明日にはよくなるから」とほほ笑むと、去っていった。

 五分もすると、予告通り胸のあたりが熱くなり、激しく痛みだした。「二時間は動かずにいろ」との命令だったので、我慢して激痛に耐える。二時間たつとはぎ取り、深呼吸した。体中汗だくになっていたが、汗をふいて着替えると穏やかに眠れた。

 翌朝目覚めると、何と気管支の痛みはなくなり、せきも出なくなっていた。アンナさんに電話し、「ロシア人の独創性にはいつも感心する」と褒めた。すると彼女は、「何言ってるの、カラシで風邪を治すのは世界的に有名な方法なのよ。あなたたちはお金ばかり掛かって、役に立たない方法しか知らないんだから」と笑った。

 カラシ治療が「世界的に有名」かどうかは知らない。しかし、今回ばかりは、アンナさんの方が、一理あるように思えた。

(Y)

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この記事へのコメント
カラシとはどんなものですか。
唐辛子でしょうか,練り辛子でしょうか。
是非,次に風邪をひいたらトライしてみたいと思います。
どんな辛子を使ったのか教えてください。
Posted by あっしゅ at 2008年04月16日 18:43