2008年02月21日

老人介護体制の整備を

韓国にて

 二十一世紀に入ってから急速に韓国社会の高齢化が進み、なんでも世界でも最速ということです。

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 儒教精神が強く、親の面倒は子供が見るという風潮から、社会制度としての老人福祉制度が不十分でした。

 一九八九年に国民皆医療保険を実施しましたが、高齢者の療養サービスを準備する動きが近年までありませんでした。二〇〇五年十月になって、やっと高齢者のスバル介護保障法が立法予告され、〇六年三月に高齢者保険制度のモデル事業が始まりました。さらに同年六月にはセロマジプラン2010が、八月には社会ビジョン2030が発表され、ここに来て初めてやりがいと活気に満ちた高齢者生活というビジョンが盛り込まれ、高齢者福祉の第一歩を踏み出しました。

 しかし、実際の現場は未整備な介護保険のため、二十四時間介護を頼もうとしても全額自己負担です。病院では同室の軽度の患者さんに謝礼を払い、介護をお願いしているのが現状です。

 また、たとえ介護法が始まったとしても、一〇年には四十万人を超えるといわれる老人を見るための人材、つまり老人専門看護士、療養管理士、療養保護士など、専門人材が絶対的に不足する状態です。

 政府はこれらの人材十六万余人を育成し、療養施設、病院も大幅に拡充する方針を発表しましたが、制度の整備が手遅れにならないよう祈ってやみません。

(きょん・京畿道加平郡在住)

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