2008年02月22日

熱気球の祭典

フィリピンから

 先日、フィリピンのクラーク米空軍基地跡で行われた、国際熱気球フィエスタに行ってきた。

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 知人が行くというので付いて行ったが、家を出たのは朝の四時。まだ真っ暗な中をマニラ首都圏から約一時間かけてパンパンガ州、クラーク米空軍基地基地跡に向かった。

 何でこんなに早朝なのかと不思議に思ったが、聞くと熱気球は風の穏やかな朝と夕方に飛ばすのが普通なのだそうだ。後は浮力が減るので暑いのも苦手ときており、南国で日中に飛ばすのは、なかなか難しいらしい。

 初めて熱気球を間近で見たが、一番驚いたのは気球を膨らますバーナーの音だ。熱気球というと静かに飛ぶイメージがあったが、一般家庭の台所にあるコンロの一千倍の出力といわれるプロパンガスの炎は結構な迫力だ。

 早朝に次々と飛び立った熱気球は夕方には会場に戻って来るそうだが、何しろ風任せなので飛行が中止になることもあるらしい。何ともノンビリしたお祭りだ。

 日中はたこ揚げ大会や、小型機によるアクロバット飛行などがある。この敷地はフィリピン空軍が使っていることもあり、装甲車や訓練機の展示もあった。

 気球が飛び去った後、一番人気を集めていたのは、国軍が使っている銃器のハンズオンコーナー。スナイパーライフルから重機関銃まで触りたい放題。もちろん弾は抜いてある。

 いかにも軍人か警察官といった感じの人が真剣なまなざしで銃の感触を確かめる一方、意外にも興味を示していたのが女性の方々だった。オバサンの一団が大きなライフルを手に、映画のランボーのようなポーズで記念写真を撮る姿が周囲の笑いを誘っていた。

(F)

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