2008年03月04日

食文化を誇る

フランスから

 毎年、早春に行われるパリの国際農業見本市は、フランスの食文化の豊かさを世界に誇る一大イベントとして多くの人々を集めている。今回は、サルコジ大統領が、フランスの食文化を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の文化遺産に登録することを提案したこともあり、フランス政府が見本市に懸ける熱意も増している。

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 パリのポルト・ド・ヴェルサイユにある見本市会場のすべての建物を使った見本市の規模は世界最大規模といわれ、牛や豚、ヤギ、猛禽(もうきん)類なども連れて来られ、熱気に満ちている。

 しかし、フランスの食文化が果たしてユネスコの文化遺産に登録されるのだろうか。今回は食品学の教授や文化人、料理人が総出で参加し、フランスの食文化の素晴らしさをアピールしている。中にはあからさまに「フランス料理は洗練された文化そのもので、イギリスのフード(食べ物)とは違う」とコメントする有名人もいる。

 ただ日本人としては、農業見本市といいながら、畜産部門が最も注目度が高く、生きた牛や豚、ウサギ、鶏などが柵の中でスヤスヤ眠っている横で、ハムやソーセージが売られているというのも、何とも割り切れないものがある。洗練されたフランス料理と生きた動物を結び付けるのは複雑な思いもする。

 無論、多くのフランス人は、そんなことには気を回さない。肉屋では、ウサギが皮をはがれ、頭が付いたまま並べられているし、鳥も足からつるされている。食文化が発達している国ほど、あらゆるものを食べるといわれるが、フランスはまさに、あらゆる生き物を食している国なのだ。

 そんなフランスと英仏海峡を隔てたイギリスや国境を挟んだドイツに、フランスの食文化が影響せず、悪名高き「イギリスの食文化(?)」などがあるのも不思議だが、果たしてユネスコはどう判断するのだろうか。

(A)

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sekai_no_1 at 09:13│Comments(2)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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この記事へのコメント

1. Posted by テスト   2008年03月07日 08:52
コメントが入れられないねー
2. Posted by ども   2008年03月07日 08:55
どれだけ洗練されていようと、元は生きた動物であり植物ですから、農業見本市として間違っていないと思います。
まさか『おいしいハムは好きだけど、かわいいブタちゃんやウサギちゃんを食べてるわけじゃない』とでも思っていたいのでしょうか。
フランス人は気を回さない。
なにを言ってるんですか。
そんな幼稚な所感を『日本人としては』などと日本人の総意のように書かないでいただきたい。

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