2008年03月06日

定着する「バレンタイン」

エジプトにて

 少し古い話題になるが、90%がイスラム教徒のエジプトでも、近年バレンタインデーが祝われている。二月十四日前は、あちこちからバレンタインデーの話が聞かれ、当日の夕方はバラの花や大中小の花束、赤い包装紙に包んだ贈り物や、赤い紙バッグなどを抱えた、女性や男性が地下鉄の駅前を、ある人はさっそうと、ある人は生き生きと、ある人は恋人と腕を組んでいかにもうれしそうに歩いていた。

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 もちろん若い人が多いのだが、中年の女性や男性もかなりの人々が明らかにバレンタインデー用と分かる赤いギフトを手に持ったり提げたりして、浮き浮きして家路を急いでいた。

 一方、イスラム教のコーランを憲法として厳格に適用しているサウジアラビアでは、政府がバレンタインデーを前に、同国の花屋やギフトショップに、赤いバラの花など、異性への愛を表現する赤い贈り物を店頭から取り去るよう命じた。未婚の男女間の不道徳を促す結果をもたらし、それは罪との理由だ。

 その点、エジプトは自由な恋愛が許されているのだろう。衛星テレビでバレンタインデー情報が頻繁に流されていることも普及の一因になっている。

 日本ではバレンタインデーは女性から男性へ、ホワイトデーは男性から女性へだが、ここでは男女ともバレンタインデーだ。ホワイトデーはない。夫婦間での贈り物の交換も増えているという。

(S・カイロ在住)

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sekai_no_1 at 13:07│Comments(0)TrackBack(0)

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