2008年03月08日

就職のため海へ、山へ

韓国から

 韓国は今、入学・就職シーズンを迎えているが、今年も学生の就職難が話題になっている。一流企業志向の強いこの国では、就職準備として海外留学や英語検定などに奔走する学生を多く見掛けるが、最近はこうした傾向にちょっとした変化が生じている。語学や資格のようなキャリアだけでは差別化できなくなったため、他人がまねできないような経験づくりに挑む人が増えているのだ。

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 以下は、新聞記事で紹介されていた二人のケース。

 その一 一昨年、海洋水産関連の学科を卒業したC氏(26)は、就職に失敗した後、故郷の釜山へ行き、二十カ月にわたって遠洋漁業の船員として二千トン級まぐろ漁船に乗り込んだ。船員で大卒は自分だけ。南太平洋のソロモン諸島近くで、毎日朝五時から夜七時までまぐろ漁に明け暮れた。今年、水産会社の就職に再チャレンジ。面接まで行けば「自信がある」(C氏)。

 その二 有名私立大の卒業を一年後に控えたJ氏(28)は、海抜六千メートルを超すヒマラヤ高峰の登頂に成功。その後、入社願書にネパール山岳連盟から発給してもらった「登頂証明書」を添付し、面接では役員に「エベレスト山頂まで案内します」。結局、その会社に無事入社することができた。

 昨年、韓国の新卒は五十六万人だったが、このうち就職したのは半数の二十八万人。就職できずに大学院などに進学した“隠れ就職浪人”を含めると、新卒の失業者はかなりの数に達したことになる。こうした厳しい現状が、彼らを海へ、山へと向かわせているわけだが、それにしても就職のためにここまでするとは……。

(U)

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sekai_no_1 at 08:11│Comments(0)TrackBack(0)韓国・北朝鮮 

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