2008年04月03日

犬を愛する国

米国から

 小学校二年になる娘が「子犬を飼いたい」と言い始めた。友達の児童を迎えに来た保護者の連れていたビーグル犬がかわいかったためだ。確かに犬はかわいい。きちんとしつけて、愛情を持って臨めば、これほど頼りになるパートナーは存在しないだろう。

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 米国に来てつくづく感じるのだが、この国ほど犬を愛している国民はいないのではないか。記者の隣近所を見てみても、少なくとも五軒は犬と同居している。近くの公園のドッグランは、休日ともなるといつも、パンク状態になる。

 しかし、この愛犬への熱の入れ込みよう、下手をすると、かなり問題もある。
 二年ほど前、ニューヨークのさる富豪が他界する際、残した遺言には、「自分の親族には一切、財産を譲らない。全部、飼い犬に相続させてほしい」と書き記した出来事がニュースとなった。

 また、友人の一人(独身男性)は十歳になるゴールデン・リトリバーと暮らしているのだが、ある日、遊びに行った際、自分の吸っているたばこをこっそり、犬に吸わせていた場面に出くわし、驚いたことがある。この友人、ばつの悪そうな顔をしてたばこをもみ消したが、よくよく考えれば、これは動物虐待になるのではないかと思うのだが、犬自体はもっと吸いたそうなそぶりだった。

 さて、記者の娘だが、「アパートだから、ペットは飼えません」と言っても聞きそうもない。図書館に行っては、犬の図鑑を借りてきて「コッカースパニエルは神経質だからダメ」とか、「シーズーは性格がいいのよ」などと、知ったような口を利く。持て余して、「あと三年間、毎日、子犬を飼いたいと言い続ければ、考えないでもないけどな」とからかってみたのだが、ここ三週間、彼女は根負けする気配を見せない。ああ、言わなければよかった。

(N)

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