2008年04月07日

新車増で街並みが明るく

シリアから

 シリアの首都ダマスカスを訪れたのは今回で六年ぶり二度目だが、先回とは違った印象を受けた部分がある。その一つは、街や車のきれいさだ。新車と思われる車や、こざっぱりとした車が増加、街が明るくなった印象を受けた。最近ローンで車を買えるようになり、便利だし、一つのステータスでもあるので、少々の無理をしてでも車を買う傾向が強まっているのだという。

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 ただ、その分、市内の渋滞がひどくなり、交通事故も多発、運転免許取得はほとんどが袖の下で済まされることから、交通規則も知らないまま運転している人が多いのも、事故を増加させる原因の一つになっているという。

 国内のイスラム教徒の割合は85%でキリスト教徒が13%だが、スカーフをかぶっている女性の割合は三、四割程度。イスラム教徒でもスカーフをかぶらない若い女性が多いという。それでもかぶる女性は以前よりはずっと多くなったと友人は語った。中にはスカートをはいている女性もいるのだが。

 ただ、やはり目立つのは、交差点のビルや街角、家屋の窓など至る所にある大統領の写真だ。皆、誇るようにして高々と掲げている。現大統領の父の前大統領の写真もかなり多い。選挙の時に使用したと思われる写真が、そのまま残されてビルの壁や通りの壁に張られているのも多い。それでも、前大統領の時代よりはかなり減ったのだという。

 驚いたのは、あるマイクロバスの後ろの窓に、アサド大統領が手を振る写真を中心に、向かって左手にアハマディネジャド・イラン大統領の笑顔、右手にイラン系イスラム根本主義過激派組織ヒズボラ(神の党)の党首ナスララ氏の笑顔の写真が張り付けられていたことだ。現在のシリアの政治状況の一端を象徴する絵として興味深かった。

(S)

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