2008年04月18日

違法バスの一斉摘発

フィリピンから

 もはやマニラ首都圏の名物と化している交通渋滞。これが最近改善の兆しを見せている。

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 このほど首都圏開発局(MMDA)による違法車両の一斉摘発が行われ、何と百台以上の車両が摘発された。摘発された多くの車両は本来なら首都圏で運行できない地方からの長距離バスだ。地方から客を運び、そのまま首都圏の幹線道路に乗り入れ荒稼ぎしていたというわけだ。

 多くのバスのドライバーはタクシーと同じく歩合制で働いている。だから乗客が集まらないとなかなか発車せず、後続車の流れなどお構いなしに客待ちのためにバスが次々と道路沿いに停車する。二重、三重駐車は当たり前で、片側四車線以上もある比較的広い幹線道路でも、たちどころに渋滞に見舞われる。

 たとえラッシュアワーでなくても大雨による冠水や故障車などで突然、大渋滞が起きることは日常茶飯事で、首都圏ではとにかく移動の時間が読めない。こうした違法の雲助バスが増えると、客の取り合いも激しくなるから渋滞がさらに悪化する。

 今回MMDAが実施した大規模な摘発で、一時的かもしれないがエドサ通りなどの幹線道路の渋滞は確実に緩和されたと実感した。これまで、いかに違法バスが道路を占有していたかということだ。

 それにしても驚かされるのは、百台以上にも及ぶ違法バスがこれまで野放し同然になっていたという事実だ。まったくおかしな話だが、違法操業で摘発されたにもかかわらず、バス業界はMMDAの摘発に逆ギレし、非難の声すら上げている。まさに盗人たけだけしいとはこのとで、あきれるほかない。

 違法占拠住宅の立ち退きなどで、庶民からは何かと評判の悪いMMDAだが、このような摘発は違法バスが一掃されるまで根強く継続してほしい。

(F)

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sekai_no_1 at 08:39│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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