2008年04月19日

食料高騰に悲鳴

ブラジルから

 ブラジルは世界有数の食料輸出国。小麦粉などを除けばほとんどの食料が自国内で調達できる。ところが、最近の調査によると、ブラジルでの食品高騰は政府によるインフレ予測を二倍以上上回るスピードで進行しているという。

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 現地に住んでいても食品の高騰ぶりは明らかに実感できる。主食の一部である大豆と、料理に欠かせない大豆油の値上げ率は50%以上にも及ぶほどだ。

 世界で生産される大豆のほとんどが米国、ブラジルとアルゼンチンに集中しているのはよく知られるところ。それだけに、ブラジルの一般市民にしてみれば、「なぜ大豆大国のブラジルでこれほどまでに大豆の値段が跳ね上がるのか」と言いたいところだ。

 ブラジルの食卓に欠かせないものが、朝食に登場する“パンフランセーズ”というパンや、昼食に欠かせない“フェイジョン”といわれる豆の煮込み、それにコメと牛肉だ。

 そのどれもが高騰し、特に「これがないとご飯が食べられない」とまで言われるほど市民の食卓に浸透しているフェイジョンに使う大豆の急激な値上がりには、文句が出ない方がおかしいというもの。

 当然のことながら、スーパーマーケットへ買い物に行けば、パンや大豆、食用油売り場の前で値札を見ながら顔をしかめる主婦の姿を目にする。

 妻の買い物に付き合う記者も、食品売り場の前やレジに並びながら、妻の周りで買い物をしている主婦や付き添いのご主人衆の「一体、政治家は何をしているのか」などといった愚痴を聞き、そして相槌(あいづち)を打つことになる。

 実際、食料品の値上がりに対する不満を、競合店との値段争いで苦しむスーパーマーケットにぶつけたところで仕方がないというものだ。

 今後、食料品の価格高騰はまだまだ続くともいわれ、最終的には現政権に対する不満爆発にもつながりかねない。

(S)

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この記事へのコメント
日本も他人事のようにみてないで早く手を打つべきです。現政権への不満が高まっているのは日本も同じことです。
Posted by ツシマ at 2008年04月19日 18:33