2008年04月29日

地下鉄内で騒ぐサッカーファン

英国から

 ロンドン北西部にあるウェンブレー競技場(日本の国立競技場に相当)では、サッカー選手権試合の決勝戦がしばしば開催されるが、同競技場に通じる地下鉄メトロポリタン線は試合前後にサッカーファンであふれる。ある日曜日の午後、自宅近くの駅から市内中心部に向かうメトロポリタン線に乗ったが、たまたま車両は競技場に向かうファンたちで超満員だった。普段ならばこの時間帯は車内がガラガラなのに、まるで日本の通勤電車並みの込みようだ。

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 ファンたちの圧倒的多数は白人の男性たちとその家族だ。太り気味で体格の良い男たちがみんな応援クラブのTシャツを着て、缶ビールを飲みながらリラックスしている。どこからともなく、掛け声が出て、応援歌が始まる。“オー、ワンダー、セイント! オー、ワンダー、セイント!……”「聖者の行進曲」だ。車内全体が大合唱になり、試合前から既に熱気でムンムン。

 車内には他の一般乗客もわずかにいたが、サッカーには関心がない黒人やアジア系のマイノリティーの人々はニヤニヤしているだけで、何か肩身が狭い感じ。普通ならば、地下鉄内はマイノリティーの人々が結構多いし、白人たちも紳士面して静かに座っている。しかし、サッカー試合ともなれば、白人たちが所構わず羽目を外してわが物顔となるのは見ていて滑稽(こっけい)でもある。

 ちなみに、この日の試合は地元ロンドンの強豪チーム同士のチェルシーとトッテナムで、トッテナムが勝った。筆者が市内から帰宅する時にもまたまた、試合後のファンたちが乗り込んで来て鉢合わせとなったが、勝ったトッテナムのファンたちであったため一安心。これが負けたチェルシーのファンたちだったら、憂さ晴らしのとばっちりを受けないとも限らないからだ。

(G)

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sekai_no_1 at 11:02│Comments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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