2008年05月10日

姦通罪に異議あり !?

韓国から

 韓国芸能界のおしどり夫婦で知られていたあるカップルが昨年、妻の浮気で破局を迎えたが、その妻が夫から姦通(かんつう)罪で訴えられたことを不服として違憲審査申し立てをした事件をめぐる公開弁論が最近開かれ、再び話題になっている。

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 浮気当時、二人は既に別居状態。妻は「(夫の訴えは)個人の性的自己決定権を侵害する」として法廷闘争を選んだ。夫婦のことは夫婦にしか分からないものだが、まだ儒教精神が根強く、保守的な韓国では、男性陣から「浮気をしておいて図々しいもんだ」と、野次が飛んできそうな出来事である。

 もっとも最近の韓国は、「脱儒教」ともいうべき価値観の急速な多様化が進行中だ。性に対する考え方も例外ではない。「姦通罪は古い」という声があちこちから出てくるようになってきたのも、ある意味では時代の流れと言える。

 公開弁論でも、「姦通罪は善良な性道徳と婚姻制、家族生活を保護する」といった存続論に対し、「配偶者(夫)の復讐(ふくしゅう)心理を満足させるために刑事処罰まで加える」ことへの不当性を主張した廃止論が真っ向から対立した。

 韓国ドラマでは、夫(妻)の浮気に逆上した妻(夫)が「姦通罪で刑務所に送ってやる!」なんて台詞(せりふ)がよく出てくるが、その後に「よく考えてみると子供の手前、できない」と思いとどまるシーンが続く。

 元おしどり夫婦にも小学生の娘がいるが、現実はドラマ仕立てのようにはいかなかったようだ。家族の絆(きずな)を大切にするはずの韓国社会に対するイメージが、また一つ崩れていきそうだ。

(U)

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sekai_no_1 at 08:15│Comments(0)TrackBack(0)韓国・北朝鮮 

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