2008年06月03日

ユーロ2008の経済効果

オーストリアから

 欧州サッカー選手権(ユーロ2008)の開催が迫ってきた。

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 オーストリアでは四カ所の競技場で十七試合が開催され、約六十万人のサッカーファンが足を運ぶと予想されている。

 報道によると、ユーロ2008の経済効果は売上総額十一億三千二百万ユーロ(約千八百五十億円)、同年度の国内総生産(GDP)を0・21%引き上げると予測している。ユーロ2008の恩恵を受けるのは主に観光業者と小売業者だ。同国商工会議所によると、総宿泊日数は百九十八万日と計算し、フランス、ドイツ、イタリアの観光客の滞在日数は平均四日間、一日平均二百五十ユーロを出費すると計算している。同時に、雇用市場にもいい影響を及ぼし、一万三千三百八十九人の追加雇用(主に、観光業分野)が生み出されるという。

 経済効果だけではない。イメージアップも計り知れない。特に、アムシュテッテン市の「娘二十四年間監禁性虐待事件」、その直後発生した「五人家族虐殺事件」で、アルプスの小国のイメージは急速に悪化傾向にあった矢先だ。ユーロ2008で暗雲を払拭(ふっしょく)したいところだろう。

 ところが、ユーロ2008の開催を苦々しく思っている観光業者もいる。例えば、ウィーン市内の五つ星ホテル経営者だ。サッカーファンが宿泊するホテルは通常、民宿や三つ星以下のホテルが中心。ユーロ2008の期間、ほかの国際会議がオーストリアで開催されないため、六月の五つ星ホテルの予約率は低下する。また、通常の観光客もユーロ2008で混乱するウィーン市を避けるケースが増えているという。

 なお、同国内務省は、過激なサッカーファンへの対応やテロ対策のために、二万七千人の警備隊員を総動員して安全対策に当たる予定だ。

(O)

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sekai_no_1 at 08:38│Comments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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