2008年07月03日

失望と希望の無人カメラ

米国にて

 ダラスとその近郊には、現在百六十カ所の交差点に無人カメラが設置されている。赤信号で交差点に進入するとフラッシュが光り、自動車後部のナンバープレートの写真が自動的に写され、後に車の持ち主に違反チケットが郵送される。

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 多くのドライバーは、信号が黄色に変わると、猛烈にダッシュして交差点を走り抜けるが、カメラに摘発されると、七十五ドルの罰金が科される。

 実際、ダラス市だけで、二〇〇七〜〇八年の罰金収入は千四百万ドルだったが、今年に入り六百二十万ドルにとどまる見込みである。これだけ見ても、ドライバーはかなり注意して走るようになり、交差点での安全は確保されているようだ。

 ところが、ダラス市はカメラの四分の一を撤去する計画を発表した。収入が予想以下に落ち込んでいるためだ。しかし、設置当時「収入が目的ではなく、ドライバーの安全に焦点を合わせている」と発表した手前、ジレンマに陥っている。

 その一方で、赤信号で一時停止後に右折(日本の場合の左折)が許されているが、これもカメラが作動する微妙なケースが多い。また、ナンバープレートのMとNの識別ができず、別のドライバーにチケットが送られたというトラブルもある。

 反面、ダラスの近隣都市では、このシステムが好評で、増設を計画している。郊外では飛ばす車が多いからだろう。

(Won・テキサス州在住)

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