2008年07月04日

毒を隠し持つ昆虫

タイから

 タイに暮らすと、実にさまざまな動植物の形態に目を奪われる。チャトチャクのウイークエンドマーケットで売られている植物や昆虫は、まさにワンダーランドそのものだ。

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 庭をちょっと散歩するだけでも、マンゴーの木にはアカアリが列を作って行進している。このアカアリこそは要注意の昆虫だ。それほど大きくはないが、強烈なあごを持ち、さらに結構きつい毒をもっているので、一匹のアカアリにかまれただけで、蜂に刺されたように患部は膨れ上がる。

 部屋には肌色をした小トカゲ・チンチョが定住している。このチンチョはかわいいが夜、よく鳴くトッケを庭で見つけたときは、心底たまげた。身長二十五から三十センチ、大型のトカゲみたいなものだが、頭も体も太い。これで手足さえなければ、まさにツチノコそのものだ。

 市場に行くと、金網に入ったコブラが一匹二百バーツ(約七百円)で売られている。どんな人が買っていくか興味があるのだが、まだ見たことはない。この屋台を訪れる多くの男性は、コップ酒にコブラの肝臓を投げ込み、ぐいと飲み干す。どうやら精力剤としてコブラの肝臓は使われているらしい。

 さてタイ保健省は現在、雨期に発生する小型昆虫ハネカクシに注意するよう呼び掛けている。ハネカクシはイネなどを食い荒らす昆虫を捕食するため益虫とされているものの、体液にはペデリンという強い毒があり、手でつぶしたりして体液が付くとみみずばれを伴ったひどい炎症を引き起こす。目に入れば失明の危険もある。ハネカクシは一見するとアリのようで、羽が異常に小さいためハネカクシと呼ばれるが、実は毒も隠し持っているのだ。厚生省はとりわけ幼児や子供が間違ってさわることがないよう、警告を発している。

(T)

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sekai_no_1 at 08:26│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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