2008年07月05日

空き地がない!?

韓国から

 ソウルに住んで計六年半になろうとしているが、前々から気に入らないと思っていたことがある。子供たちが思う存分遊べる空き地やグラウンドが少ないことだ。

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 人口の五分の一、一千万人が集中するという事情は分かる。しかし、「街に緑を残そう」とか「ゆとりの空間を確保しよう」という行政の意思がほとんど伝わってこないほど、市内は建物で埋め尽くされている。

 一昔前になるが、大リーグで活躍した右腕、朴讃浩投手が全盛期だったころ、ソウルの子供たちは先を争うようにしてグラブやバットを買ったという。しかし、それも長続きしなかった。野球をする場所がなかったからだ。

 記者の自宅の周辺を見渡しても公園は少ない。休日になると子供たちが集まってくるが、子供の数に対して公園の数が少な過ぎるためか、ごった返している。世界でも有数の少子化国家であるにもかかわらずだ。

 公園や空き地が少ないのは、不動産神話とも関係がある。右肩上がりで価格が上昇し続けるアパート(日本のマンション)を建てれば、庶民は借金をしてでも入居しようとする。数年たてば借金の返済どころか、それを大きく上回る差額を手にすることができる。寝てもうける格好の投資だ。

 だから空き地が放置されることは、まずない。先日まで自宅の前には二棟の平屋があったが、いつの間にかこれをつぶして小型のアパートを建て始めた。空き地にしたら子供たちはどんなに喜ぶだろうか……と思うのだが、しょせんは外国人の独り言である。

 もっとも韓国の子供たちは、勉強で忙し過ぎて遊ぶ時間もない(?)。

(U)

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