2008年07月08日

ゴミ捨て感覚

フランスから

 フランス西部ブルターニュ地方に住むフランス人友人の家に泊まりに行った時のことだった。朝、台所にあるゴミを外にある大きなゴミ箱に捨てに行くように頼まれ、中身を見ると、燃えるゴミも燃えないゴミもごっちゃに入っていた。分別が必要なのではと聞くと、「そんなの適当だよ」という答えが返ってきた。

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 さっそく、「今は環境問題が大変なんだから、分別は大切だよ」と忠告すると、「それはパリとか大都市の話でしょ、近所の人も分別はいいかげんだよ」と言うのだ。

 黄色のビニール袋がリサイクル可能なペットボトルやビニール、缶、ボール紙、食品などのゴミ、緑色が普通ゴミだが、どれがリサイクル可能かの判断が微妙だ。フランスでは、なぜかガラス類のリサイクルが早くから行われ、町のあちこちに巨大なガラス専用のボックスが置かれている。

 大都市では、テロを警戒し、公共の場のゴミ箱はビニール袋の中身がすべて見えるようなスタイルになっている。一度、パリの凱旋門近くのゴミ箱に爆弾が仕掛けられ、爆発して以来、中身の見えない金属の格好のいいゴミ箱は使われていない。だが、どちらにしても、フランス人はゴミの分別に熱心とは到底いえない。

 日本の約十倍の可住面積という広大な平野に日本の半分の人口というフランスでは、環境問題への感覚も異なるのかもしれない。

 友人は「どうせ、どこかでまとめて燃やすんなら、分別の意味がないよ。フランス人は合理的なんだ」と言う。それは違うと思うが、国民の感覚の違いは大きいようだ。

(A)

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この記事へのコメント
はじめてコメントしますが、いつも面白い記事でチェックしてます。
歌手のSILVAがアメリカで生活し始めた時に燃えるゴミ・燃えないゴミぐらいでしか分別してなくて驚いたという話は読んだんですが、日本みたいに細かく分別するのはむしろ珍しいんですかねえ。
Posted by jacklegdoc at 2008年07月08日 16:34
口のへらない仏人。
Posted by い at 2008年07月08日 19:29